基礎ホルモン検査(血液検査)
妊娠に重要な役割をするホルモンの分泌状態を調べます。
【検査方法】血液を採取し、ホルモン分泌状態を調べます。約1週間後に結果が出ます。
LH(黄体化ホルモン) | 脳の下垂体から分泌され、卵胞の成熟や排卵・黄体形成を促す。 高値の場合、卵巣機能低下の可能性がある。 |
FSH(卵胞刺激ホルモン) | 脳の下垂体から分泌され、卵巣に働きかけて卵胞の発育を促す。 高値の場合、卵巣機能低下の可能性がある。 |
エストロゲン(卵胞ホルモン) | 成熟した卵胞から分泌され、子宮内膜を厚くし頸管粘液を分泌させる。 卵胞が成熟してくると高値になる。 |
プロラクチン(乳汁分泌ホルモン) | 出産後に脳の下垂体から多量分泌され、乳汁を分泌させる。 非妊娠時に高値の場合、月経や排卵を抑え、妊娠を妨げる。 |
テストステロン(男性ホルモン) | 脳の下垂体から分泌される。 高値の場合、排卵障害の可能性がある。 |
甲状腺ホルモン (TSH、FreeT3、FreeT4) |
体内の代謝をコントロールし、高くても低くても、月経異常や卵巣機能障害、流産率が高くなるなどの可能性がある。 |